癌と共に生きる

癌と共存し生きるためのブログ

癌は済んだ事らしい

また身近に、乳がんの手術経験者がいることを知りました。

 

その人は、私もそうなのよ~

と話すくらいで、その時以外に癌の話をすることはありません。

癌にとらわれている様子がないのです。

過去のことになっているのかもしれません。

 

その時、私もとらわれていない振りをしていたので

話を続けにくかった可能性もあります。

 

どちらにせよ

 

なんだか

 

癌について、治さなきゃと必死こきたくなるのがバカらしくなります。

 

10年近く経って元気に暮らしてる人がいるんだから。

治療がいやで途中でホルモン剤も勝手に止めたと言ってたし。

 

そういう人もいるのに、末期になって亡くなる人を見ては

 

自分もこうなるんだ、いやなりたくない

という妄想ばかり膨らまして疲れているのは

 

 

 

らしいです。

 

 

 

癌に振り回されて

しばらく振りに、ブログ村から癌の闘病ブログを見てきました。

いっときは夢中になって読みあさっていたのですが、距離を置いていたので読んでいてきつかったです。

 

忘れかけていた現実を見せられました。

痛み、浮腫み、行動することの倦怠感や辛さ、それぞれの副作用

ない人はないですが、ある人にはある。

そして逃れようがないものです。

 

 

それを直視して受け止める人

 

現実逃避して、何かにすがる人

 

無理ポジして根拠なく頑張るという人

 

ただ悲しみに浸り、閉じ籠もる人

 

 

私は、下の3つを繰り返しています。

 

まだ上いちばん上に到達していません。

到達しないかもしれません。

 

到達したい気持ちをここに書き連ねてる段階です。

 

病気を受け入れ、死を受け入れ

決して諦めではなく、今の状況を認められたらどんなに楽だろうと思います。

死ぬかもれないっていう悩みや不安がなくなるのですから。

 

医療の力で出来ることには限界はあります。

やることやって、それでもだめなら、どうしようもない。

自分の持ちようを変えるしか道はないのです。

 

私は、自分にいいきかせるために、このブログを書いているんだと、今気付きました。

 

 

 

 

闘病ブログ

癌の人の闘病ブログ、今までたくさん読んできました。

 

段々進行していく様子が書かれ、いつしか更新が途絶える。

しばらく経った頃に、ご家族から亡くなったというメッセージが載る。

この流れ、とても寂しいです。でもままあることです。

会ったこともないし知り合いでもないのに、

同志が亡くなったような感じになってしまいます。

 

症状が落ち着いて、社会復帰された方のブログも読ませてもらってます。

この場合、復帰後に癌に関係するお仕事やボランティアに携わる方が多いなと

個人的に感じています。

 

闘病ブログには、いくつかの分類された方向性があり

見る側の求めているものによって、読者層も分かれているようです。

 

この辺りは私にとっては興味深いところで、少しずつ記事にしていく予定でいます。

 

自分が好きになる、夢中になるブログは、どのような内容のものですか。

 

そこに、自分の求めていることや納得したいことが書かれていますか。

 

読んだことで安心感を得られていますか。

 

 

 

癌と対になるもの

癌とセットでついてくるものといったら

何を思い浮かべますか。

死だったり、抗がん剤だったりでしょうか。

 

私はまず、糖尿病を思い浮かべます。

 

医療業界では常識ですが

癌の人は、ほぼ糖尿病も患っています。

 

私もそうです。今のところは予備軍あたりですが

たまに、検尿で糖++がでます。

おしっこに泡がでているときもありますね。

 

甘いもの好きなんで当然っちゃ、当然です。

 

北斗晶さんが、アメブロでアマーいものを写真でアップするのをみて

おおおお~大量のブドウ糖が((( ;゚Д゚)))

なんて思ってしまいます。

 

さて

 

甘いものを取らない方がいいよーってことを言いたいのではなく

 

好きなものを食べた方がいいよーって話を書いていきますね。

 

実話です。

 

うちの近くに、ヤクルトのヨーグルトを6個、週に2回宅配してもらってるおはあちゃんがいました。 

 

一人暮らしで、ヤクルトさんが来ると

話し相手になってもらいながら、ヨーグルト以外の乳酸菌飲料も結構買っていましたね。

 

ある時糖尿病が発覚し、息子さんからヨーグルト禁止令がでてしまい

 

大好きなソフール(ヨーグルト)が食べれないと嘆いていました。

食事制限をしてもちっともよくならず

おばあちゃん、なげやりになりヨーグルトの宅配を再開してしまいました。

 

なのに、血糖値が下がって安定してるのです。

ヨーグルトやめてるときの方が状態悪かったんです。

 

 

ギスギスした食事制限をするよりも

 

ストレスをなくすことで、ホルモンの働きを正常にし膵液の分泌が高まったってことが明確です。

 

インスリンが分泌されてたら

あまいものを食べたっていいと思うんです。

 

いくら糖をとらないようにしたって、肝臓で糖が作られてしまうんだから。

 

どっちが自分に優しいでしょうかね~。

 

 

 

 

洗脳

私は、癌を治したくて

自分の中から消滅させたくて仕方ありません。

 

その私の意思を助長させる人との出会いが

 

1年半前にありました。

 

仕組まれた出会いでは無いですが、

 

私はその人に恐れを感じながらも

 

取り込まれていきました。

 

 

癌は悪いもの、体にあってはいけないもの。

 

このままだと、とんでもないことになる。

 

死んでしまう、どうにかしないと。

 

 

 

何となく、誰かの言い回しに似ています。

 

アンタ、地獄へ落ちるわよ

 

 

と言う人の話すことと似ています。

 

 

そう、私は脅しの言葉に喜んで乗っていました。

 

もう洗脳はとけたかな。

 

完全にとけていないかもしれません。

 

 

癌の存在を認められたら、もう洗脳は抜けてるでしょうね。

 

 

 

環境が左右する

以前の職場仲間とランチに行きました。

医療関係の仕事の話を聞いていると、また癌に興味がわいてきます。

 

純粋な興味なら良いのですが、興味から話を聞き、知識を得たことで

それを自分に当てはめ、自分もひどくなるかもしれないとか

ついつい不安を作り出してしまいます。

 

癌の患者、特に自分と同じ部位の人を見ると

 

自分の方がまだましだと思って安心するときもあれば

末期の患者を見れば、自分もいつかこうなるんだと思う時もあり

 

どちらにしても余計なことを考え頭を疲れさせてしまいます。

 

医療関係の前職で働いているときは、これを日々やっていました。

いつも自分の体調を気にしすぎていて、ちょっと痛みがあれば

腫瘍が大きくなったんじゃないかとか

転移したんじゃないかとか

 

神経過敏になり、大したことじゃないのに、自分でおおごとにして

その結果、本当に体調を悪くしていました。

 

このように自分の周りの環境が、癌の刺激があるような状態だったとしても

自分のメンタルが安定していれば、影響されることはないでしようが

 

私のようになってしまう可能性がある時は

環境を変えることで、状態が良くなることもあると思います。

 

 

 

 

癌から離れること

仕事の職種も変わり、今は癌という病から離れた日常生活を送っています。

 

それで困ったことがあるかというと、実のところ何もありません。

 

症状は安定しており、投薬と定期的な通院のみです。

副作用も落ち着いています。

あれだけひどかった腰の痛みもあまり感じられません。

 

血液検査をし、その結果で右往左往することはでてくるかもしれませんが

あくまでも現時点においての状態です。

 

癌について考えない方が体調が良い。

 

これは、不思議なことではなく当たり前のことなんだと思います。

 

痴呆の人は、癌が消えることがあるそうです。

癌であることを忘れてしまうから。

 

確信をもって言えるのは、癌にとらわれなくなっているということ。

 

樹木希林さんしかり。

 

小林麻央さんしかり。

小林麻央さんは、進行性の癌のようなので、当てはまらないのでしょうが

少なくとも、とらわれているようには見えません。

 

癌を受け入れ、排除しようと血眼になることもなく

かといって生きることに諦めはなく、未来に向けて意欲的です。

 

癌には色々な種類があり、いちがいにまとめて言えないのですが、

こういったことが該当する場合があるってことを世間が認識すれば

 

恐ろしいものじゃなくなると思います。

 

木を見ずに森を見る、という言葉があります。

一旦、離れることで全体を見れ、自分がとらわれていないかを、知ることは

 

それ自体が良い治療になると、私は強く思います。